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業界の裏話

私書箱・住所貸し

 私書箱サービスとは、郵便物を保管するポストを多数設置し、契約者宛てに届いた荷物や郵便物を仕分けて管理し、転送したり、しばらく預かって後日手渡しするというサービスです。レンタルポストなどとも呼ばれます。したがって、私書箱サービスで使用される住所は、大勢の契約者が共通して使用することになるわけです。
 それを区別するために、たとえば「東京都港区南青山1丁目1−1 青山ビル2F」という住所の後に「#1349」といったポスト番号が付加されることも多いようです。しかし、せっかく青山という最高級ブランドな住所を借りておきながら、あからさまにレンタルポストだとわかるポスト番号が付いてしまうと、ビジネスとしては台無しですよね。純粋に手紙の転送という個人的な目的で使用するのであれば問題はないのですが、正直、名刺にその住所を載せることは躊躇されるでしょうね…。

 同じ私書箱系サービスでも、住所貸しサービス(私設私書箱とも呼ばれます)であれば、名刺やサイト表記、会社登記等に使えるように設定された住所ですから、末尾にポスト番号が付くことはありません。安心してビジネスに利用できます。  私書箱(レンタルポスト)と住所貸し(私設私書箱)、よく似た名前ですが、ビジネスユースという基準で捉えた場合、その利用価値はまったく異なってきますので、慎重に選んでください。

 さらに、郵便物の保管・転送に関して、当たり前なようでいて見逃されがちなポイントをお伝えしたいと思います。
 私書箱・住所貸しサービスに共通ですが、月額の基本料金に加え、転送する場合は1通につきいくらという手数料がかかることが多いですし、中には1通を受け取る毎に手数料がかかることもあるようです。「月々たったの1000円!」といった謳い文句を額面通り受け取らず、契約の際に転送料金についても細かく確認しておきましょう。逆に、そうした追加の手数料について明記せず、あおるような文言ばかりを前面に出している業者は、信用できないと見てよいかもしれません。
 届く荷物は宅急便などの大きいものなのか、ハガキや封書だけなのかという種類・大きさ、週に何通くらい届くのかという頻度をあらかじめ予測し、業者に相談してみましょう。そこでうそいつわりなく、きめ細かい情報提供や相談を行ってくれるところが良質な業者だと考えて間違いないでしょう。


   
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